NHKがクルド人特集で映像を勝手に編集、ヘイト捏造の疑い-被害男性が提訴
ネットに公開した映像をNHKが無許可でドキュメンタリー番組に使用し、さらに勝手に音声を入れ替えて在日クルド人差別をしたように編集して報道されたとして、男性が330万円の損害賠償を求めて、東京地裁に11月4日付で提訴をした。自らの著作権、人格権を侵害していると、この男性は主張している。
ishiitakaaki
2025.11.13
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(写真1)映像改ざん疑惑のあるNHKのETVのドキュメンタリー番組
ETVの埼玉クルド人問題をめぐる特集で改ざん
訴状や弁護士によると、問題になったのはNHKのETVで25年4月6日に放送された「フェイクとリアル:川口クルド人問題の真相」というドキュメンタリー番組だ。男性は「2024 2 18自爆テロを支援するクルド協会は日本に要らないデモin川口」という映像を「よしを」という運営者名義の自らのYoutubeチャンネルに公開した。
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- デモをめぐる映像を使い印象操作
- 「NHKが著作権法に違反」との主張
- NHKはクルド人寄りの結論を目指し、情報を編集
- 脅迫を誘発した問題放送、協力してNHKの責任を追及
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