違法外国人を支援する不思議な政治家たち-日本保守党・島田議員に聞く
◆常識に基づく外国人管理政策を

日本保守党、島田洋一衆議院議員
島田議員は、外国人の権利ばかりを認める議員や政府に、「異様さ」を感じているという。そして日本が政策を変更し、世界で起こりつつある移民規制という「常識への回帰」に連なる期待を述べた。
島田議員は福井県立大学名誉教授で国際政治論、保守派の論客で、拉致問題の救援活動で知られる。24年10月の衆議院総選挙において日本保守党から出馬、近畿ブロック比例代表で当選した。議員活動での鋭い議論は、SNSで拡散され注目を集めている。
日本保守党は24年に結党したばかりだが、当初から違法外国人問題、偽装難民問題の解決を求めている。25年7月の参議院選挙では比例代表で298万2093票と全投票者の5%を確保し、日本共産党を抜いた。
◆法務委員会でのおかしな風景
―衆議院法務委員会での審議が島田議員の質疑で注目されていますが、そこではで外国人を助けろという議論ばかり。あきれる声が広がっています。
島田・一般国民の常識から見ると、衆議院の法務委員会の議論はおかしいですね。日本人ではなく外国人の人権ばかりを配慮する人たちがいる。一方で与党の自民党・公明党は自画自賛ばかりです。一部の外国人による違法行為や迷惑行為で、国民の間に治安悪化への不安が高まっている。その現実を国会議員が見ようとしない。「おかしい」と常識から発言する議員はほとんどいません。
経済・環境記者の石井孝明が、移民・外国人労働者、エネルギー、金融・マーケットを中心に取材した情報を深掘りの解説をつけてお届けします。サポートメンバーのご支援のおかげで多くの記事を無料で公開できています。品質や頻度を保つため、サポートいただける方はぜひ上記ボタンから月額のサポートメンバーをご検討ください。