初のメルマガ、著書「埼玉クルド人問題」の前書き公開
はじめましてのあいさつ
経済記者歴約四半世紀の石井孝明が、1週2本をめどに、経済ニュース解説を提供します。月500円の料金で、「エネルギー」「移民・外国人労働者問題」「金融・資産運用」の情報を提供する予定なので、皆さんぜひ登録サポートください。詳細はアーカイブからご覧ください。

自己紹介を兼ねて、どのようなことをやっているかを説明します。2024年12月25日、私は「埼玉クルド人問題-メディアが報道しない多文化共生、移民推進の真実」(ハート出版)という本を出版しました。その「まえがき」を公開します。
私が2023年5月からメディアで最初に伝えた、「埼玉クルド人問題」の報道をまとめ、解決への提言を述べたものです。埼玉南部に集住するクルド人による住民への迷惑行為を、埼玉県民の声を集めて告発しました。そして外国人の大量受け入れに全く準備のできていない日本の現状の問題点も指摘しています。
記者の役割は、主権者である国民に、社会問題についての正確な情報を提供し、民主主義の実現に役立てることだと思います。日本の準備不足のままの移民開国を止めるため、この本を出版しました。ぜひ、ご一読ください。このまえがきで、私の提供する情報の内容が推測できると思います。一緒に問題を考えるために、このニュースレターを使ってください。
「埼玉クルド人問題」目次
本の構成は以下になります。
まえがき-日本の「自死」の始まりか
第一章 埼玉県民の声を聞く-広がるクルド人の違法行為
第二章 自分が外国人犯罪の被害者になる
第三章 政府の失敗、埼玉県民を苦しめる
第四章 在日クルド人の奇妙な生活
第五章 問題をこじらせる日本人たち
第六章 日本の崩壊を今ここで止めるおわりに- 外国人の力を適切な形で日本に取り入れる

◆まえがき-日本の「自死」の始まりか
「欧州は自死を遂げつつある。少なくとも欧州の指導者たちは、自死することを決意した。欧州の大衆がその道連れになることを選ぶかどうかは、もちろん別の問題だ」
英国のジャーナリスト、ダグラス・マレーは、2017年に刊行した「西洋の自死-移民、アイデンティティ、イスラム」(邦訳は東洋経済新報社、原題は「The Strange Death of Europe」(欧州の奇妙な死))という自著の冒頭でこう述べた。
マレーのいう「自死」とは、西欧諸国で各国政府の移民・難民の受け入れ政策で流入した大量の外国人によって治安が崩壊し、社会混乱が発生している現在進行する状況を指している。その変化によって、もともと住む国民が苦しみ、さらにイスラム教徒の移民の増加でキリスト教が作り出してきた西洋文明そのものが変質しつつある状況もいう。
似た状況が日本で発生しつつある。日本人が自らの手で、この文章の「欧州」という単語を「日本」と近いうちに置き換えるかもしれない。その恐怖と心配を抱きながら、私はこの本を執筆した。
埼玉県南部で、ここに住むトルコ国籍であるクルド人の一部による問題行為によって、治安が悪化し埼玉県民が困っている。ところが行政、警察・検察は積極的にそれを取り締まらず、県民の苦しみを放置しているように思える。メディアや一部の政治勢力は住民の悲鳴を聞かず、伝えないどころか、声を上げる人を「ヘイト」「差別」と攻撃する。
このクルド人らの大半は滞在資格がないのに「難民である」と嘘をついて日本にいる可能性が高い。日本政府が適切に取り締まれば、日本にいる事はなかった人たちだ。この状況が公の場でなかなか議論されず、メディアも伝えないために、問題を知らない人が多い。この本の報告を、多くの人が驚くだろう。
私はその苦しむ埼玉県民の声を集め、2023年5月からボランティアで報道した。報道する人は当初は私しかいなかった。クルド人、取り巻きの日本人から「嫌がらせ」と思える訴訟や中傷を受けたが、逃げずに問題の発信を続けた。この問題に責任ある人の動きは鈍く、「見て見ぬふり」をする。しかし多くの賢明な日本国民が問題を知り、おかしいと声を上げ、是正するための動きを始めたことが救いだ。
この本では私の集めた情報をまとめ、紹介し、問題が解決しない理由を示し、解決のために何ができるかを読者の皆様と共に考えたいと思う。
日本政府は外国人を大量に受け入れる準備がまったくできていない。それが、この埼玉クルド人問題の取材と分析で、私が理解したことだ。日本の外国人への「優しさ」は世界に誇るべきものだが、悪意を持つ外国人に利用される隙を作ってしまった。
そして日本政府は移民受け入れ政策に舵を切った。今後は世界から質があまり高くない外国人が、日本に定住を求めて押し寄せる。
数千人のクルド人さえ日本政府、埼玉県は管理できない。これ以上、問題のある外国人の定住を増やせば、西欧諸国と似た混乱が埼玉で、そして全国で起こるだろう。それは日本のあり方を変えるほどの衝撃をもたらしかねない。
読者におかれては「やがて自分の身に、自分の住む地域社会に、外国人による同じ問題が起こりかねない」と考えながら、この本を読んでいただきたい。国を外国人に開放することの是非を日本人が立ち止まって考えられる、そして埼玉クルド人問題を解決できる最後の機会がこの本の執筆時点だと思う。
政府による「日本の自死」に、私たち日本人が巻き込まれる必要はない。それを止めなければならない。埼玉クルド人問題を埼玉県民と共に解決し、そして外国人との付き合い方を考えるための一助として、この本を読んでいただければ幸いだ。
石井孝明 2024年(令和6年)10月1日
このような問題意識を持って、この本を書きました。ぜひこのニュースレターと合わせて、本の購入、また私のジャーナリスト活動のご支援をよろしくお願いします。
石井孝明 (ishii.takaaki1@gmail.com)
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