クルド人、埼玉県議らを襲う-県議会は暴力におびえ、報告会見を妨害

埼玉県川口市の県警武南署の敷地内で6月2日、県議や川口市議らの車を在日クルド人らが取り囲んで怒声を浴びせ、車内に監禁する騒ぎが起きた。県議らは同月25日、正当な視察活動を妨害されるなどしたとして、監禁や威力業務妨害罪などで告訴状を同署へ提出した。
ishiitakaaki 2025.07.03
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警察署構内でクルド人が暴れる

告訴状を提出したのは、埼玉県議の高木功介氏(さいたま市浦和区選出、無所属)と川口市議の奥富精一氏(自民)だ。両氏によると、今月2日午後4時すぎ、川口市内の公道である地域の視察活動中から、クルド人解体業者の車の車に追尾された。追いかけられた距離は5キロ以上になり、仲間を呼んだのか最終的には追尾車両は3台になった。

(写真1)威嚇を続けるクルド人、高木県議提供。中指を立てるなど危険な状況が伺える

(写真1)威嚇を続けるクルド人、高木県議提供。中指を立てるなど危険な状況が伺える

この視察は、川口市の外国人問題を調べるものだった。中国人の集住地区を視察した後で、クルド人が問題行為を起こしている場所に向かった。ある地区にあるクルド人解体業者のヤード(資材置き場)では花火、異臭、騒音などの騒ぎが起き、住民とトラブルが発生した。クルド人による攻撃を恐れて住民が沈黙している。その調査の一環で県議らは、現地を通った。ただしトラブルを警戒し、公道を通り、撮影などはしなかった。2回に分けて政治家らは回ったが、後発組が襲われたようだ。

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続きは、2620文字あります。
  • いらだつクルド人、日本人を襲う
  • 埼玉県議会は議員を支援せず、会見中止させる
  • クルド人問題黙殺を続ける自民党県議団の意向か?
  • 外国人問題で声を上げる人を守ろう

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