テロ組織クルド労働者党(PKK)、指導者が解散声明ー埼玉クルド人問題への影響は?

 トルコからのクルド人国家の分離独立を目指して、武装闘争を続けてきたテロ組織クルド労働者党(PKK)の指導者アブドラ・オジャラン受刑者が、2月27日にPKKの武装闘争を停止し、その解散を呼びかける声明を発表した。またPKKは1日、この声明を受けてトルコ政府と停戦する方針を発表した。トルコに平和が訪れることを期待したい。またこれに関係して埼玉クルド人問題が解決することも願う。
石井孝明 2025.03.03
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  • 「PKKは解散しなければならない」オジャラン受刑者
  • 解散の声明の背景はトルコの疲弊
  • 埼玉クルド人問題で、偽装難民の主張がまた疑わしくなる
  • トルコ人への日本からのメッセージ

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