外国人急増への不安に応えトップ当選、真意を聞く-河合ゆうすけ埼玉県戸田市議
ジョーカー議員、勝利を自己分析

河合ゆうすけ戸田市議会議員
河合氏の得票数は、過去の市議会議員選挙で最多という。彼はこれまで8回、国政、地方自治体の選挙に出た。埼玉県草加市議会議員に当選して、22年10月から24年6月まで務めた。映画キャラクター「ジョーカー」のように顔を白塗りして政治活動を行い、24年7月の東京都知事選では裸の女性の写真を選挙ポスターにして批判を集めた。
しかし取材で会った河合氏は、常識的な対話のできる人物だった。その話から、日本の世論が変わりつつある兆しが見えた。
―当選おめでとうございます。ジョーカーのメイクはやめたのですか。
河合・ありがとうございます。「ジョーカー」は注目を集めるため、そして若者への政治への関心を集めるため行なったものです。目的は達成したので、今はやりません。戸田市議会選挙に出た理由は、私の最近の活動の中心だった埼玉県南部で、一番早く地方議会の選挙が行われたからです。しかし、いいかげんな気持ちで市議会議員になったわけではありません。実績を残したいです。
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